2月19日に最高気温36℃のミャンマーのヤンゴンにて株式会社斉藤木工所さんの面接を実施しました。
前日にはマンダレーから弊組合の新しい通訳として採用が決まっているカインさんにヤンゴンまで来てもらい、面接に参加してもらいました。


1名の採用に対して5名の応募があったのですが、当日1名が体調不良により欠席したため、4名を面接しました。4名とも最終学歴は大学卒でした。最終的にティン・タイ・アウンくんを採用しました。
私(三原)は昨年2回ヤンゴンを訪れておりますが、今回も前2回同様に危険を感じたことは1度もありません。ヤンゴン市内は大変安全な街です。
ただ、地方はまだまだ危険な地域もあり家庭訪問は見送りました。
現地で日本語のトレーニングをしている10名にも会ってきました。みんな元気で日本語が上達している人が多かったです。
2月21日にはカンボジアのプノンペンにて株式会社アスコさんの面接を実施しました。
男性2名、女性2名の採用に対して男性4名、女性6名の応募がありました。無事に4名の採用ができました。


翌日、プレイベン州とスヴァイリェン州へ家庭訪問に行ってきました。午前8時に出発し、プレイベン州へ向かいます。道中、ベトナム南部へ流れるメコン川に架かる通称「つばさ橋」を渡ります。この橋は日本のODAにより建設されました。米の収穫が終わった田んぼがあちこちに、そして天日干しをしているお宅もちらほら見えます。カンボジアでは年に2~3回の米の収穫が一般的です。米不足で困っている日本にとっては羨ましい限りです。
1軒目のリッティくんのご自宅に到着。午前11時過ぎです。リッティくんのご家族とも会えました。約3年前までは電気が通っておらず、それまではバッテリーとソーラーで電気を賄っていたそうです。ご自宅には牛が数頭おり、田んぼを耕すときなど非常に助かるそうです。


リッティーくんのご家族と別れた後は、ベトナム国境のスヴァイリェン州へ向かいました。2軒目はソクカンくんのご自宅です。2年前まで電気が通っていなかったそうです。ご両親はお仕事でご不在でしたがお祖母様がおられたのでご挨拶。77歳になられる金のピアスをされた、おしゃれなお祖母様。別れ際にお祖母様の手を見せてもらいました。ご苦労の跡が深く刻まれた小さな両手には温もりがあり、言葉は通じませんが心が通じる感じがしました。私が手を見せてくださいと言った時のお祖母様のはにかんだ笑顔が忘れられません。どうかお元気でお過ごしください。

その後、プノンペンへ向け出発。プノンペン到着が午後7時30分ごろでした。途中、悪路もあり腰が痛くなりました。
今回の出張中に私は誕生日を迎え、カンボジアの送り出し機関のスタッフの方々にお祝いしていただきました。
